当 店 の お そ ば に つ い て

 

      も    り
並そばは茨城県産「常陸秋そば」を主に使います。
そば粉十割で作ります。いわゆる「コシ」という点ではつなぎの入ったそばに劣るかもしれませんが独特の香りが楽しめます。
    さ ら し な
そばの実の中心部分のみを取り出した粉で作ります。周りの部分はたんぱく質であるのに対し、中心部分はでんぷん質ですので、熱湯で練らないとつながりません。ほのかな香りとツルっとした食感が特徴です。
     太 打 ち
荒挽き粉を使い太く作ります。
強い歯ごたえと香りが楽しめます。


    変 わ り そ ば

「変わりそば」の歴史は古く、江戸中期に、そば粉に卵をたくさん入れて打ち込んだ「玉子切り蕎麦」が始まりとされています。(「蕎麦史考」・新島繁著)
その後、御膳粉(さらしな粉)と呼ばれる真っ白な蕎麦粉が精製できるようになり、打ち込んだ材料の色や香りを、より楽しむことができるようになった訳です。
代表的なものとしては「茶切り蕎麦」(「茶そば」)が有名ですが、そば職人の知恵と心意気によってその他に何十種類も考案されています。
当店で過去に作ったものでは「柚子切り」「ヨモギ切り」「桜切り」「桜海老切り」「黒ゴマ切り」「レモン切り」「青シソ切り」、変わったところで「牛乳切り」などというそばも作りました。コーヒーだけで練る「コーヒー切り」というのも作りましたが販売には至りませんでした。


   青 紫 蘇 切 り     柚 子 切 り    よ も ぎ 切 り
初夏に出回る青シソの葉を細かく刻みさらしなそばに混ぜて打ちます。 冬の定番、柚子の皮をすりおろし、さらしなそばに混ぜて打ちます。 春の香り、よもぎの葉を乾燥させ細かくしてさらしなそばに混ぜて打ちます。